「ゲームと教育のいい関係」 in 城子連フェスティバル

ITと教育の潮流とは・・・?

講師の岩田さんは現役のシステムエンジニア。

ゲーム業界に行っている仕事仲間が多くおり、その中で最近、

・マインクラフトというゲームが大人気で、教育でも使われているそうだ

・プログラミングを学ぶことが教育として認知されつつあるそうだ

という話をよくきくようになったそうです。

業界に中にいて、自分自身がプログラムに触れていると
「これのどこが教育に通じるのだ?」
と疑問を持たれたそうですが、独自の好奇心でいろいろと調べていると
とても面白いことが分かってきた・・・
ということで、今回の情報シェアにつながりました。

講座を受けて非常に面白かったのがゲームのカテゴリ分けの視点でした。

ゲーム、ゲームとひとくくりにしても、
実際にはとてもたくさんのカテゴリのゲームがあり
「ゲームの仕方」ではなく
プレイヤーがゲームを支配するのか、作る側がゲームを支配するのか
ゲームに目的があるのか
という視点でゲームが分類できることが新鮮でした。

ゲームというだけで”=(イコール)悪いもの”というイメージを持ちがちでしたが
こういうカテゴリ分けをすると
ちょっと見方が変わってしまいました。(笑)

「21世紀型人材」育成へ向かう教育

岩田さんによると、国をあげて
「21世紀型人材」の育成に向けて、大学受験や必修科目などが
大きく変わっていくといいます。

これはニュースなどでチラチラッと聞いては知っていましたが、
今回の講座を聞いて
「思考力」「課題解決力」「表現力」などという
21世紀型人材を表現するいくつかのキーワードが
具体的な形としてイメージ出来たように感じました。

プログラムを組むということは、
確かに思考力、課題解決力、表現力を養います。
”だからプログラミングができるような人材を育てよう!”ということではなく
”それらの力を育むツールとして、プログラミングを使いましょう”
というお話のようです。

思考力、課題解決力、表現力は「ものづくり」に通じる力。
ものづくり力の獲得方法一つとして、プログラミングに取り組んでみよう!
という潮流なのですね、きっと。

なーるほど。

また、オバマ大統領や脳科学者の茂木健一さんが
プログラミングを学ぶことを推薦していることも紹介され
多角的な方面からの情報も聞けて、非常に有意義な講座でした。

マインクラフトのワークショップ

講座の中で紹介されたマインクラフトというゲームの存在。

もちろんゲームに疎い私は全く存じませんでしたが、
世界で一番売れている、そしておそらく
日本でも10人に一人の小学生はやっているだろう・・・
という有名なゲームだそうです。

このゲームもまた、教育に有用なツールとして注目されているとのこと。

講座の中で、公立小学校でマインクラフトの授業や
早稲田大学でマインクラフト×教育というかなり大きなイベントを開催したなど紹介され、
へぇぇぇ!と驚く事実を知ることができました。

これらのイベントは親子で参加するものだったそうですが、
参加した保護者や開催した教育者も
マインクラフトの有用性などを実感できたという感想が多かったそうです。

今回の講座の終わりに、参加した方に

「プログラムを学ばせてみたいと思ったか?」

の問いに、半分くらいの参加者が挙手。

何より濱なかまメンバーがマインクラフトが気になってしまったようなので、
これはもう、ワークショップ化するしかないね!

ということで、近々ワークショップとして企画したいと思います。

今後はホームページをチェックしていただければと思います。

keyboard

3つの「へぇ!」を持ち帰ろう!濱なかま in 城子連フェスティバル

「整理」「いらいら」「ゲーム」「教育」・・・
子育て中の”ちょっと気になる”を詰め込みました!

1月17日(日)10時から、城郷小机地区センターにて行われた
「城子連フェスティバル」に、濱なかまとして参加させていただきました。

事前に、子ども会ご担当者と、
城郷子ども会連絡協議会(以降、城子連)会長の羽鳥様と
長い打ち合わせをさせていただき、テーマを吟味してきました。

羽鳥会長は要望を具体的に示されており、

・子育て中の保護者の気になるテーマであること、

・短い時間で、何か「へえ!」と思うことを持ち帰ってもらいたいこと

・テーマは多様性を持っていること

など、濱なかまとしてもテーマ決定や講師選定に苦労しながらも
自分たちのつながりをフルに活かして講座を準備できたと思います。

当日は、フェスティバルに来ている保護者は子どもの付き添いのため
講座に行っても出たり入ったりでゆっくり聞けないと思うので
1本30分でまとめる!という講師としてはかなり厳しい要件となりました。

それでも、すべての講師がこの要件で快く受けてくれ、
通常90分程度の内容を、この日のためにショートバージョンに編集しなおし、
かつ、
本当に持ち帰れるものがあるか!?ということを相互チェックすることも行っていました。

協働イベントの有用性とむずかしさ

今回は主催者ではなく、呼んでいただく立場で参加しました。
実際、呼ばれる立場での講座実施について多くの課題も残ったのも事実です。

他団体主催のイベントについて、単独で広報を自由にできないことで、
どこまで主催者側に任せたらいいのだろうか・・・。
という疑問は当日までつきまといました。

本当は、不安や疑問があったらきっちりと確認したらよかったのかもしれませんが、
日本人的な考えから「あいまい」にしてしまった感は否めません。

広報だけでなく、会場準備などについても、
同じ原因で当日いろいろ課題が表面化してしまいました。

このことで、講座が予定通りには進まず、
楽しみにして聞きに来ていただいた方だけでなく、
関係者にもいろいろとご迷惑をおかけしてしまいました。

この場をお借りしてお詫びしたいと思います。
フェスティバルの後、メンバーとも話し合いましたが、
講座を主催する者として、
今回の件はとても勉強になったと思います。

いつも自分たちが主催する側なので、
気づいていなこともたくさんあったのかもしれないね・・・
と、より一層濱なかまのイベントを品質の高いものにしたいと思った次第です。

濱なかまでつながる地域の「スゴイ人」

それにしても、講座を聞いて「うーん!」とうならされることたくさんありました!

みなさん、ご自分の興味の中に、
それぞれ解決したいと考える課題や問題意識を持っていて
それに向かって勉強、研究を進められていました。

濱なかまを通じて、その方たちの持つ「得意」情報が伝わるのはもちろんですが、
ぜひ、その方たちがもつ「課題意識・問題意識」も伝わってほしいと思いました。

これまでもいくつもの講座を開催してきましたが、
みなさん、本当に「スゴイ人」です!

こんなすごい人が、どんな地域にもたくさんいらっしゃって
その技や知識が、活かされる場はきっと地域にあると思います。

以下のリンクで、昨日の講座について少し感想もお伝えできればと思います。

スマートフォン・タブレット
インターネットで簡単!節約!
写真整理術 (30分バージョン)

イライラを止める三十○の法則
怒りの感情をコントロールする
アンガーマネジメント 講座

マイナス?プラス?どちらの関係?
目からウロコ?
ゲームと教育のいい関係

 

濱なかま城子連フェスティバルちらし

30分×3本講座で3つの「へぇ~!」を持ち帰ろう! 濱なかま in 城子連フェスティバル

この講座は終了しました

30分×3本の濱なかまオリジナル講座を開講します!

地域の子ども会、およびその連絡協議会が開催するおまつり、

「城子連ェスティバル」で、濱なかまが講座を開講します。

遊びにきた3子どもの付添いなどで、

ゆっくり座って聞くことは難しいでしょう・・・・

と、いうことで、

「へぇ~!」と思える内容をひとつでも持って帰ってもらえるようにと、

テーマの全く違う、30分の速効・オリジナル講座を3本 

行います。

ちょっとした合間に、ちらっと聞いていただいても、

「へぇ~」を持ち帰れる講座です。

ぜひ、足をお運びいただけたらと思います。

講座紹介

<講座1>10:15~10:45頃

増えつづける写真をどうにかしたい!
インターネットで簡単!節約!写真整理術

スマホやデジタルカメラの普及で撮影する写真枚数はどんどん増えていますが、その写した写真の整理はどうしていますか?
撮りっぱなしの写真を、インターネットを使って、簡単しかもお金をかけずに整理する方法について解説します。

講師:ITを使って福祉問題を解決する取組を行う
凪らいふパートナー代表
岩田聡子

<講座2>10:45~11:15頃

イライラを止める三重丸の法則!
怒りの感情をコントロールする
~アンガーマネジメント~

「言わなくていい一言を言ってしまった」
「怒ったあとで罪悪感におそわれる」
「上手に怒れなくてモヤモヤする」
「あの時怒っておけばよかったと後悔する」等々

そんな怒りっぽい自分、怒れない自分をどうにかしたい!
こんな風に思っていませんか?

不必要にイライラしなくなったり、
上手に怒れるようになったりすることは誰でもできます。

今回は怒りの感情をコントロールする(アンガーマネジメント)の
コツを少しご紹介します。

講師:日本アンガーマネジメント協会認定講師
スマイルアップ代表
杉本美紀

<講座3>11:15~11:45頃

マイナス?プラス?どちらの関係?
目からウロコ?
ゲームと教育のいい関係

スマートフォンにDSなど、
子どもたちがゲームに接する機会はどんどん増えてきています。
ゲームを毒としてとらえるのか?
はたまた
ゲームが及ぼす影響なんて、深刻なものではないととらえるのか、
大人の態度はさまざまです。
が、今回は、
「ゲームは教育といい関係が築けるかも・・・?」
という視点に立ったお話をします。

講師:ITを使って福祉問題を解決する取組を行う
凪らいふパートナー代表
岩田聡子

講師紹介

講師:日本アンガーマネジメント協会認定講師
スマイルアップ代表
杉本美紀

キレる子をなくしたい。
学級崩壊があってはならない。
イライラしない子育てでHappyLife。
3人を育てる中で、強く心に思う事です。
 
実際、自分が子育てをしていると幸せなはずなのにイライラする毎日。
一歩間違えば、虐待をしてしまうんではないかと思えるぐらい
子供と一緒にいてもつらいだけ・・・。
ふと気が付けば、子供の頃に親がしていた怒り方を
自分が子供しているとわかったときは、自分を責めることに。
 
怒りが日常化している家族のもとで育った自分はこれからも
怒りながら過ごしていくのかと思った時に出会ったのが
アンガーマネジメントです。
自分が変われば、子供も変わる。
 
この感動を子育て中のパパママ世代に伝えていくことで
キレる子をなくし、学級崩壊もなくしていきたいと考えています。
 
2016年1月講座予定

講師:ソーシャルワーカー
凪らいふパートナー代表
岩田聡子

40歳を超えて福祉の世界へ業界転換を果たす。
転換前は、長くIT企業に従事。
基幹システム等の運用設計に携わる中で、情報セキュリティに関する専門性を獲得。
子育て、高齢者、医療などの福祉・社会問題の解決に、
ITの発想を取り入れて活動を行う。
特に、日本を代表する写真関連企業で従事していた際、東日本大震災を経験し、写真が人の心を繋ぐ力の大きさを知り、写真を使った緩和ケア研究などを進めている。
 
2015年
日常生活から最期の時までを支援の対象とした
凪らいふパートナーズを設立。
特に、ITによる福祉課題解決の研究、緩和ケア研究に力を注ぐ。
 
・社会福祉士
・情報セキュリティアドミニストレータ
・システム監査技術者
 
HP:http://www.nagilife.com/
ブログ:http://blog.nagilife.com/
 
濱なかま城子連フェスティバルちらし